ザ・テラーがプライムビデオで!!
大好きなダン・シモンズさんの名作が映像化!!
やってくれましたプライムビデオ「ザ・寺」!!!
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もとい「ザ・テラー シーズン1」これはかなり嬉しいです。
まず今日は原作を紹介させてください。
「ザ・テラー 極北の恐怖」はSFの巨匠ダン・シモンズさんが史実を基に
ちょっぴりフィクションを足して、人間の極限状態を描いた骨太ドラマです。
みんな大好き早川書房から、2007年に文庫化されています。
私も久しぶりに本棚から引っ張り出してきました。
個人的にはダン・シモンズのベスト3に入ると思っています!!
(他は「ハイペリオン」と「殺戮のチェスゲーム」ですな)
原作の何が好きって・・・「地図」です!!
えっ!?地図と思う方もいるかもしれませんが、
個人的な趣味で言うと冒頭に地図が付いている小説が大好物なんです!
このザ・テラーには「キング・ウィリアム・ランド(島)」詳細図と
フランクリン隊の航路を描いた地図が付いています。
読みながらめちゃくちゃ想像をかきたてられまっせ。
なんにしろ、史実を基にした小説ですからね。
少しだけ紹介すると
イギリスのフランクリン隊の遭難を扱った小説です。
フランクリン隊はその後、隊員のメモや遺品などが見つかっており、
シモンズさんも、史実の部分はしっかり抑えています。
それに大胆な想像が加わり、ストーリーは進んでいきます。
北極海で氷漬けにされ、食料が減っていく中、フランクリン隊は
船を捨てる決断をします。しかし、北極には巨大な<怪物>が…
わあああああ怖ええ!!
極限の寒さの中、果たして生き延びる人間はいるのでしょうか?
(脱線しますが、この<怪物>は「ハイペリオン」の<シュライク>
他の作家作品ですが、「ライフ・オブ・パイ」の<トラ>を思い出させます)
フランクリン隊は「エレバス」と「テラー」という船で探検をしたわけですが、
原作はその「テラー」の艦長・クロウジャーを主人公としています。
ちなみに、その「テラー」は、最近発見されました。
まあ冒険の時代とはいえ、壮絶な話です。決して明るい話ではありません。
アマゾンビデオの感想はまた、明日。