クリプトチルドレンの日記

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ゲーム・オブ・スローンズ最終章#6 鉄の玉座【ネタバレあり】

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 祝!完結

 とりあえず長かったサーガ(物語)が結末を迎えた事を断然、評価します!!!いやー原作ファンとしては、マーティン先生が未完のまま、筆を折る可能性があった訳で、ともかくドラマ版で最後の結末を知ることができた事は、単純に良かったなと。

 ただね!「ほろ苦い結末」になることを知っていたけどもね、やっぱり、なんのヒネリもないかもしれなけども、ど定番だけども、ジョンとデナーリスには結ばれて欲しかったのです…ええ

腑に落ちないのはデナーリスの動機

 デナーリスは、最後のヒールとしての役割を全うした訳ですが、ちょっと納得できないのが、キングスランディングの人々を虐殺した動機ですよね。ジョンが「幼い子供が焼け死んだ」と問い詰めても、デナーリスは、その虐殺の理由についてはっきりと語りません。ただ「サーセイと講和を結ぼうとしたわ」と。だから「仕方なかった」という事なのでしょうか?ただ、デナーリスとこれまでの行動とは一致しないんだよなー。キングスランディングの市民は、ある意味「鉄の玉座」の奴隷ですよ。奴隷である市民を解放せずに、虐殺する…その理由がわからないよね。ミッサンディを殺された?ドラゴンを殺された?だから、市民を焼き殺す?うーん…どうなんでしょう。結末はそうだとしても、説得力のあるシナリオにして欲しかったなと思います。

「鉄の玉座」なんか要らんかったんや!!

 さて、ジョンとデナーリスのゲームオブスローンズの中で最重要シークエンスが終わると、一転、コメディタッチになります。王を決める場面です。注目は懐かしの面々の再登場でしょう。

 1人はエドミュア・タリーさんですよ。生きてたんかーい!!と視聴者の声が聞こえてきそうです。そしてもう1人は、アリン家のロビン君です!!最初、誰も気づかないよね。私も誰だ?と調べて、その正体を知りましたもん。

 ドラマを振り返ってみて、ちょっと「鉄の玉座」にスポットを当て過ぎた感はあリますよね。鉄の玉座に誰が座るのか??と煽ってきた訳ですが、最後のコメディをみて、やはりここは枝葉だったなと。

原作の結末は変わる!と思います

 さて、ドラマの最後には不満がある人が多いようです。ええ、そこで原作ですよ。俄然楽しみになってきましたね!!!

 マーティン先生はブログで(http://georgerrmartin.com/notablog/)エンディングが違う可能性を示唆しています。例えとして出しているのが風と共に去りぬです。「風と共に去りぬ」の主人公、スカーレット・オハラは、原作と映画で、産んだ子供の人数が違うと言います。つまり、原作はドラマと結末が違う可能性があるんです!!

 ブログでマーティン先生が書いているように、原作ではドラマに出ない重要人物がいます。キャトリンことレディ・ストーンハート、〈暗黒星〉ジェラルド・デイン、アリアン・マーテルど…

 中でもドラマ版との大きな違いとなりそうなのが、レイガー・ターガリエンの長男・エイゴン(ジョン・スノウではありません)が生きていた!ということでしょう。原作では、エイリス王時代の元「王の手」ジョン・コニントン公とストームズエンドを、まさにいまから攻めようとしているところです。今後を予想するとリコン・スタークの運命とかも変わってきそうな気がするんだよなー。

 いやー原作、楽しみですよねー。ただ、問題はマーティン先生が本当に書く気があるのかどうかということですけども…