ドラマではトリス・メリゴールドさんに報われて欲しい件〜ウィッチャー#3 裏切りの月
第3話のDATA
【主な登場人物】ゲラルト、シリ、イェネファー、トリス・メリゴールドなど
【舞台】テメリア・アレツザ・シントラ
【原作】The Witcher(未訳)
大人向けのシーンありました
1話でエロいシーンは期待できないんじゃないかと書きましたが、訂正します。冒頭から、ありました。新幹線で見ていましたが、とりあえず周りが気になって、そっ閉じ(笑)
さて第3話の「裏切りの月」はゲラルトさんのパートとイェネファーのパートが交互にカットバックしながらの凝った構成となっています。“呪われた者たち”の再生の物語とも言えそうです。
“運命の女”トリス・メリゴールドさん
今回の最大の見所は“2番目の女”トリス・メリゴールドさんです。個人的にはイェネファーさんより、断然トリス派ですのでとても楽しめました!ゲラルトさんは小説やゲームで何度も何度も何度も、本当に何度も(強調)トリス・メリゴールドさんに助けられます!トリスさんがいなければゲラルトさんの運命は確実に変わっていたと断言できるほどの女性です。んで今回も…(笑)
ゲラルトさんはトリスさんにかなーりの恩があるはずですが、いつもイェネファーさんの元へ帰っていきます。健気で報われないトリスさんは本当に愛おしい…ドラマ版のトリスさんが似ていない、などと野暮なことは言いません!
ゲラルトさんパートは王道の怪物退治
ゲラルトさんパートは舞台はテメリア。未訳の短編「The Witcher」が原作となっています。テメリアの宮廷魔法使い・トリスに怪物退治を頼まれるわけですが、そこには忌々しい過去が…という物語です。
その怪物というのが、呪縛生物の一種、ストリガです。ゲームでもゲラルトさんが呪いを解くというミッションが幾度となくありますが、今回は王女の呪いを解くというもの。
怪物のストリガについてですが、ドラマだけだと説明不足の点があるかもしれませんので、少々補足を。ストリガは妊婦に呪いがかけられた時に生まれる怪物で、人間の肝臓や心臓を好みます。呪いを解くには夜明けの雄鶏の3度目の鳴き声を棺桶の外で聞かせれば、人間に戻るとされています。(「THE WORLD OF THE WITCHER」より)
美容整◯で変身するイェネファーさん
一方、イェネファーパートはイェネファーがイェネファーになる、ちょっとした灰かぶり姫の物語になっています。
魔法学院では、修行を終えると、様々な国に仕える宮廷魔法使いとなるようです。イェネファーは、エイダーンに行きたがっていますが…思わぬ展開となります。
さて、イェネファーはなぜエイダーンにこだわるのか、という点は分かりづらいなぁというのが正直な感想です。生まれが首都のヴェンガーバーグだから?うーん、いまいち合点がいかない感じはします。
しかし、ミステリアスでスタイル抜群の彼女が、まさか◯形だったとは!
彷徨えるシリは恩人を完全無視
一方のシリパート。夢遊状態のシリですが、助けてくれたエルフのダーラが駆け寄っているのに、無視するなんて酷い!と思いました(笑)